新年のご挨拶
2014年 年頭のご挨拶
愛知県精神保健福祉士協会会長 梅村仁志
会員の皆様 明けましておめでとうございます。
昨年中は愛知県協会の事業にご協力を頂きありがとうございました。
今年は私たちPSWにとって様々な課題を与えられる年になると思います。
一つは精神保健福祉法の改定による医療保護入院の変更。医療保護入院患者に対する退院支援が、退院後生活環境相談員が中心となり退院支援システムを作っていくことになります。しかし医療保護入院者の多くは1~2ヶ月で任意入院に変わっていき、任意入院になれば、この退院支援システムが無くなる心配があります。
また「良質かつ適切な精神障害者医療を提供を確保する為の指針」が発表されたが、1年以上の入院者への医療の提供についてはどの様にするべきなど検討課題。
家族会が希望している「在宅の引きこもり当事者への支援や親亡き後の支援」等の課題。
当事者や家族が当たり前に生活することへの支援が私たちPSWの基本です。
その為に私たちは常に新たな知識の獲得や業務の実践点検を行なう必要があります。業務の実践点検こそがPSW技術の向上であり必要なことです。それは一人で行なうことではなく、仲間と一緒に行なうことが大事と思います。協会に加入し皆と一緒に向上することが今私たちPSWに求められていることと思います。
会員の皆様から実践報告や意見を出していただくことが協会活動を発展させ、様々な課題を解決していくことに繋がると思います。
その為には協会として組織強化や会員の拡大などの課題も行なっていかなければなりません。日本協会の活動を愛知県支部として充実させることも必要です、今年も理事の皆様に更なるご無理をお願いすることもありますがよろしくお願い致します。
2014年1月1日 12:00 AM